久しぶりの更新(2)

日本での生活。

さてさてどうしているかと言いますと、

日系の検査薬メーカーに就職しました。

検査技師なら多分誰でも知ってるあのメーカーの医療機器の研究開発の仕事をしています。

 

人生初のサラリーマン。

あ、病院職員て世間知らず、ってのが第一印象。この年になってまともなメールの書き方ひとつ知らん、というお恥ずかしい状況の中、何とか仕事しています。

 

せっかく海外の大学卒業したのに日本に就職??

との意見もありましたが、今は月の1週間ぐらいはヨーロッパ圏やアジア圏に出張して仕事をする生活。取り引き先がヨーロッパなので日常の仕事も結構英語を使ったりしています。

臨床検査技師の経験は?生かされているかというと、製品を海外で使ってデモンストレーションしたり、製品のデザインを考えたり、海外のその分野のお偉い先生方とお話ししたり。

 

技師としての働き方と企業での働き方って全く違いますが、主体的に働けるので結構性に合っているかなぁ、というのが今の気分です。(企業での就職やどんな仕事するのかなー、など気になる方は個別にコメント下さい)

久しぶりの更新(1)

前回の更新から気づけば2年も経過していました。

オーストラリアでの大学院生活は、課題に追われる日々でした。が、まさに実りある1年!でした。そして無事卒業!

 

2018年2月に日本に帰国いたしました。

オーストラリアの病院での就職、博士課程進学、色々考えましたがとりあえず帰国!(この辺の情報が欲しい方は個別にご連絡ください)

気づけば10月。でようやく学期が終わった

せっかくのブリスベンを何も満喫しないまま、3ヶ月が過ぎた。

朝9時に大学の自習室に行って夜の10時くらいまでほとんど毎日学校にいたなー。

って書くと、えー海外留学なんて無理〜勉強大変そうってビビってしまいそうだけど、実際は超楽しかったです。

この歳になってこんなにも自由に自分の時間を使えることってもうないと思うし、勉強っていうか、興味のありあそうな分野の本をひたすら読む日々でとっても贅沢でした。

いつもインド人のナイスガイ28歳(医者)とイラン人のお嬢35歳(技師)と3人で勉強していて、夜の8時くらいにお嬢が遠距離恋愛の彼氏のことを思い出して泣き出したり、学校の前の川沿いでビールを買って束の間の休息をしたり、遅咲きの青春をかなり満喫している日々です。

 

クラスメイトは自分を含めておっちゃんおばちゃんが沢山いるし社会人になっての留学って全然遅くない!

 

 

今学期の授業。

医療政策、チェンジマネージメント、経済学、です。

 

医療政策は、最近読んだ本「原因と結果の経済学」と内容被るー!と思ったら、著者の方が医療政策のphdをとっている先生でした。医療政策最近はやりなんかな。

医療業界の特徴は?っていうディスカッションでequity(公平性)が大事だ!って発言したんだけど、インドやバングラから来てるクラスメイトからそれは理想論でしょとフルボッコ。本当そう。私は平和の国から来たバカ丸出しのお嬢さんでした。反省。

この感覚、日本にいたら絶対わからないな。

 

経済学は需要と供給カーブに何これ状態ですけど、

課題が市場予測っていうので「体外診断薬の東南アジア市場予測」にしました。

POCTの論文ばっか読んでるわー。

 

チェンジマネージメント、アメリカで始まった組織改革の手法らしい。日本人は苦手だね。

じゃ現状維持で!って何も変わらない会議の多い事ったら。。。

特に特に臨床検査って内に篭りがちだし、外の世界を知らない人が多い、仕事柄しょうがないけど、そんな時代じゃないだよー。

頭の硬いお局技師を何とかしたいyo!

 

そんなブリスベンでの日々です。

お家に庭があってそれだけでテンションが上がるー!

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いろんな生徒がいたり。

クラスメイトの国籍がいろいろ。

オーストラリア、中国、インドネシアスリランカ、インド、モンゴル、イランなどなど。。。さすがオーストラリア留学受け入れを産業化しているだけある。

薬剤師の中国人のお嬢、インド人のドクター、スリランカ人の理学療法士、実家絶対石油王でしょって思っちゃうイラン人の姉さんなどなど。まあ留学生の学費が高いので基本みんなお金持ち?なのかなと、私のようなビンボー私費留学生とは訳が違うわけで。。。オーストラリアのローカルの学生はお母さんぐらいの看護師さんや歯科医や、あ、検査技師さんもいました!

修士課程なので、みんなある程度職歴のある大人でよかったん❤️

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学校が始まって

すんごい楽しい。

夢にまでみた好きな時間に起きて好きな時間に寝る生活←怠けている訳じゃないんだけど修士課程なので授業が夜とか週末が多い。

私の通うGriffith大学は国外の学生に対するサービスが充実していて、英語のクラスとか、宿題お助け室や課題のeditingサービスなどなど無料で助かるー!

今までやっつけ仕事でここまで過ごしてきた私のトンデモ英語(英語圏で暮らしていたとはいえ聞くに耐えないごちゃ混ぜ英語)ようやく勉強する時間が取れそう。

あとは学校のイベントでしょっちゅう食べ物をタダでくれる。助かる!笑

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家を決めたり。

さすがに二十代に混じって学生寮には住めないので、4人で家をシェアして住んでます。

バングラデシュ人のカップルとブラジル人のおっさん。

彼氏の方はクイーンズランド大学の紛争解決の修士課程の学生、彼女は理学療法師で公衆衛生の修士を持ってる。しかも学費生活費ぜーんぶ奨学金ってめちゃんこ優秀。将来絶対に偉い人になる気がするから仲良くしてくれぃ!とお願いしときました。ブラジル人のおっさんは英語留学といいつつ出稼ぎがメインのご様子。ともあれ楽しく過ごしています。

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